プログラマやライターがミーティングを嫌う理由は彼らが他の人間とは違う種類のスケジュールで働いているからであるとGraham氏は語っています。氏いわく、スケジュールには二種類あります。 * Maker’s Schedule(物を作る者のスケジュール) Manager’s Scheduleは上司な人向けに組まれます。典型的な1時間刻みの予定・アポ表に基づいて組まれるものです。なにか用事が生じた場合は予定を柔軟に時間単位でずらすことができます。このスケジュールモデルでは、誰かと会うにはスケジュール表内の空いているスポットを探すか、予定を調整する “プラクティカルな問題解決” で対応できます。権力をもっている人ほどこのスケジュールモデルにそって行動しているわけですね。 かたや、Maker’s Scheduleでは同じ時間でも使い方が異なり、プログラマやライターのように何かを作る人間は1時間単位ではなく、「半日単位」で時間を活用することを好みます。プログラムを1時間単位で書く事は実質無理であり、むしろ、手をつけることすら無理だとGraham氏は述べています。 Maker’s Scheduleにそって働く人間にとって、ミーティングは災難です。一つのミーティングに参加するだけで、その日の午後が台無しになり得るし、ミーティングに参加することを意識・記憶しなくてはなりません。かたや、Manager’s Scheduleにそって働く人間はミーティング後の予定を一つずつ消化していけば良いので、何の問題・障害も生じません。
* Manager’s Schedule(管理する者のスケジュール)